E-2投資ビザについて知るべきこと

Oct 1, 2020

 E-2条約投資家ビザは、たった8万ドルの投資により、アメリカに移住、居住、就労を目指す方に最適なビザです。毎年何千人もの外国人がE-2ビザをアメリカへのルートとして選択しています。次はあなたの番です!

E-2ビザは、アメリカと特別通商条約を結んでいる国の国民が対象です。主要な従業員や特定の扶養家族も対象となりますが、このカテゴリーに該当する方による投資の必要はありません。E-2ビザの有効期間は最長5年で、個人と企業が必要要件を維持していれば無期限に更新することが可能です。

E-2ビザは、他のビザと比較して、とても高い確率で承認されています。しかし、E-2ビザの取得方法やご自身の申請資格の有無について、正確に把握し準備をしておくことは非常に重要です。ここでは、E-2VisaWorldの専門家がE-2投資駐在員ビザについて知るべきことをすべてご案内しますので、海外への投資の実行によるメリットについて知っていただきたいと思います。

 

投資家に対するE-2ビザ要件

E-2ビザの手続きとE-2ビザ適格を得るための一般的要件は以下のとおりです:

  • 条約締結国の国民であること
  • アメリカ企業に対する相当額の投資の実行
  • 投資が”取消不能なリスク”に置かれるものであること
  • ビジネスがビザ取得者とその家族の生活を維持するだけでなく、アメリカ経済に大きなインパクトを与えるものであること

あなたがE-2ビザの申請適格を有するかを確認できるよう、これらの要件について、以下、詳しく説明します。

国籍要件

E-2ビザステータスはアメリカ合衆国と特別な友好条約、または通商条約を締結する国々の国民に対し認められています。条約締結国の最新リストは、アメリカ国務省によるこちらのリストをご覧ください。従業員は投資家と同じ国籍である必要がありますが、家族が同じ国籍であることは要件とされていません。

E-2の投資家が事業体である場合、国籍要件として、当該法人の少なくとも50%が条約国の国民により所有されていることが求められています。

 

E-2ビザ投資要件

E-2ビザを取得するために必要な投資は、例えば、あなたの事業を継続し、かつ成功させるような「相当額」である必要があります。法律により規定された最低投資額はありませんが、E-2ビザ申請者は最低でも8万ドル以上の投資を想定する必要があります。しかし、これを下回る投資額でもE-2ビザは認められています。投資額の大きさは、申請者が計画する事業の種類によって決まります。

また、投資資金は、例えば、事業が横ばいになった場合に、回収不能となる事業関連費用に利用されるなど、取消不能なものであるというリスクを負うものでなければなりません。投資先の事業は、株式や不動産の購入などの受動的な投資ではなく、商品やサービスの積極的な取引を行っている事業である必要があります。受動的な投資はE-2ビザの目的として適格性を有しません。

E-2ビザを取得するためには、あなたの事業がマージナルな事業ではないと示すことが重要です。マージナルな事業とは、投資家とその家族の生計の維持だけを可能とする事業のことです。事業が雇用を創出し、他の事業者のビジネスチャンスを拡大することにより、アメリカ経済に大きな影響を与えるものである場合は、マージナルな事業ではないといえ、E-2ビザの要件を満たします。

最初の申請時に提出する5年間のビジネスプランにおいて、当該期間内にどのように収益を増やし、自立できるかを示すことにより、この要件を満たします。

 

家族と従業員に関するE-2ビザ要件

投資家に加え、特定の家族や従業員もE-2ビザの適格性を有することができます。誰が申請できるか、そして申請方法を確認し、あなたのE-2ビザ取得プロセスを更に進めましょう。

家族のためのE-2ビザ

ビザ申請者がE-2ビザを無事に取得した場合、DS160オンラインフォームを提出し、かつ、ビザの申請者本人との面接に出席することで、特定の家族も申請者の扶養家族としてE-2ビザを取得することができます(ただし、14歳未満の子は面接に出席する必要はありません)。資格を保有する家族は、配偶者と21歳未満の未婚の子に限られます。彼らのE-2ビザは、主たる受益者と同じ期間、有効です。

アメリカ入国後は、配偶者はE-2ビザの事業での就労、その他事業での就労、または自身で起業することも認められます。配偶者は、アメリカで合法的に働くために、I-765フォーム(就労許可書)を提出し、EAD(雇用許可書)を取得する必要があります。ただし、未成年の子については、就学のみが認められます。

主たる従業員のためのE-2ビザ

E-2ビザは、投資家の従業員が投資家と同じ国籍を有する場合であって、かつ、取締役や管理職として雇用される場合、または、事業を効率的に運営し、かつ、実績を出すために重要なスキルや専門的な資質を示すことができる場合に限り利用することができます。

取締役、管理職、または監督職の職務とは、主として当該従業員に対し、会社の業務または少なくとも会社の一部の部門に対する最終的な監督と責任を付与する職務をいいます。重要なスキルや特別な資質は、アメリカの労働市場では容易に入手できないものです。この要件を考慮する際には、様々な要素が関係してきます。

E-2法人が2つの異なる条約国の国民により所有される場合、資質のある従業員はどちらか一方、もしくは両方の国から来ることができます。

 

E-2ビザ費用と手続に要する期間

E-2ビザの受益者とその家族は、DS-160のオンライン申請時に一人当たり205ドルが請求されます。ビザ申請が承認された場合、一人当たり305ドルが追加で請求されます。弁護士費用はこれら費用とは別に発生します。

E-2ビザの手続期間は一定ではなく、5週間から3ヶ月かかることもあります。領事面接の後、数日でパスポートにE-2ビザを取得することができます!

E-2ビザからグリーンカードへ

E-2ビザを取得しても、将来、自動的にグリーンカードの発行につながるというものではありません。しかし、E-2ビザは二重目的を有するビザであるため、E-2ビザの状態でグリーンカードを申請し、非移民から移民へとステータスを調整するチャンスがあります。

グリーンカードには様々な種類があります。EB-5投資家グリーンカードを申請する場合、E-2ビザに際し投資を行った資金をEB-5ビザに求められる投資に適用することができます。

 

アメリカE-2ビザ取得に向けた基本的なステップ

結論として、アメリカのE-2ビザを取得するステップには、次の事項が含まれます:

  • E-2ビザ専門家とのコンサルティングを予定し、あなたにE-2ビザ適格があるかを確認する。
  • どのような事業に投資をしたいのかを決定する。
  • アメリカでの事業体を作る。
  • 資金をアメリカ法人の銀行口座に送金する。
  • 建設費、家賃、設備費、弁護士費用、会計士費用などの事業に関連する費用を使い始める。
  • あなたの国のアメリカ大使館にE-2ビザの申請書を提出する。
  • 領事との面接日程を調整し、出席する。
  • E-2ビザが添付されたパスポートを受け取る!

E-2ビザ手続きに関するご相談はお任せください。

他の移民問題と同様に、要件を確認し、適切な書類をまとめ、申請書を正しく提出することは、E-2ビザを確実に取得するために非常に重要です。E-2VisaWorldは、あなたのE-2ビザ手続きをスムースに進め、期待される結果を得るためにお手伝いをします。当事務所はこの特別な手続きについて何百人もの個人に対しサポート実績があり、あなたにも協力する準備ができています。今すぐE-2VisaWorldにご連絡いただき、無料相談をご予約ください。

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